日夜忙しいバンドマンの為の、読んでトクするコラム。記念すべき第一回目です。
今日は、バンドマンのひとつのターニングポイント、目標ポイントである、オリジナルCDを全国のCDショップで売る事について、
現在の経済状況を踏まえて勉強したいと思います。
平成21年1月20日(火)日本経済新聞によるとリスナーにある変化がおきているようです。
「音楽ソフト生産8%減」
日本レコード協会は、2008年の音楽ソフト(CD、DVD)生産実績を前年度比8%減の3千6百17億円と発表しました。
これは、何を意味するかというと、CDの生産量=売り上げが減少している事を意味しており、特にCD売り上げの落ち込みが
低く、1998年のピーク時に比べると、金額ベースで52%、枚数ベースでは、15%減少しているそうです。
これらCDの売り上げが減少した分、リスナーのニーズが減少しているのでは無く、音楽を聞くスタイルが変化しているようで
す。
主に、シングルは、携帯電話向けの音楽配信に置き換わり、CDを買わず、ネットで購入・視聴するという、ネット配信型へ移
行しており、リスナーに合わせた音楽業界の動きが加速しています。
音楽を発信する側のバンドマンや、ミュージシャンへの影響も懸念されますが、「そんなの関係ねえ!!」という、経済の景気
には左されない、自分達オンリーの音楽スタイルや、魅力を磨いていってもらいたいものです。
2009.01.20 ロックイン山形編集部
バンドコラム「リスナーに学ぶ!音楽スタイルの変化」 |